アロマについて
- ブログ
- 2020.8.29
こんにちわ!
今日はアロマオイルについてお話させて頂きたいと思います。
アロマオイルとは、植物の香り成分を抽出した高濃度のエッセンスです。
リフレッシュや安眠、風邪の予防などに使われることが増えてきました。
そんな中、近年、アロマオイルを「飲めます」と、紅茶に入れて、お水に入れて飲んでもOKと大々的に言う方がいらっしゃいますが、それを信じて飲用されるのは絶対にやめて頂きたいと思います。
フランスではアロマオイルを医師の管理元、高濃度で使うこともあるそうです。
ですが、それはあくまで医師が医療目的で使用する場合のみです。
そして日本やイギリスなどの民間療法で使用される場合、飲用は避けるべきとの見解です。
アロマオイルは高濃度のエッセンスなので、経口の量によっては死に至る場合もあります。
大げさに言いましたが、大人の体重で換算すると実際そんな量は飲めません(笑)
ただ、アロマオイルの飲用で粘膜の損傷につながる恐れがある事、皮膚に直接原液をつけた場合皮膚を刺激してしまう恐れがある事を頭に入れておいて頂きたいです。
そもそもアロマオイルは水に溶けません。
したがって、水に垂らして飲用の場合、高濃度のまま口の中に入り、それが粘膜につき、場合によってはそれが刺激となって口や喉の粘膜に刺激を与え、ダメージを与えてしまう恐れが出てくる事、そして直接希釈せずに皮膚につけた場合、アレルギーや肌トラブルのもとになる事、アロマオイルの中には光毒性のものが存在する事など、アロマオイルにはリフレッシュや体調を整える面以外に、危険な側面もある事を頭に入れておいて頂きたいです。
このアロマオイルは純度100%だから大丈夫!とか、他のメーカーに比べてパワーが違うから大丈夫!とか、謳っているアロマやおっしゃる方がございますが、ここをご覧の皆様には決して経口摂取を勧められても、しないで頂きたいと思います。
アロマオイルは植物のエッセンスを高濃度に抽出したもので、薬の元祖とも言われる薬理成分の元であるので、効果を即実感される方がいらっしゃるのは当然の事です。
ですがそれを継続的に利用しても安全であるとは言い切れません。
高濃度や原液での継続的な摂取により、体内での代謝に負担がかかり、内臓を痛めてしまう恐れもありますし、免疫など身体が弱っている場合、アレルギー発症の引き金になってしまう事があります。
芳香として、ホホバオイルで薄めてのマッサージ使用などとても親しみやすく、リラックス効果もあり近年使われる方が増えております。
正しい使い方をされていれば決して怖いものではありませんし、とても楽しめるものです。
ですが、間違った使い方をされると、それ相応のリスクがあるということを頭に置いて、アロマオイルを楽しんで頂けたらなと思います。